PTSDでは、トラウマを呼び覚ますような場所や人、行動、刺激などを避けるようになり、情緒的な麻痺が生じたり、周囲に全く反応しなくなったりします。PTSDのこれら症状と同時期に、睡眠障害が現れます。
PTSDの患者の7割以上で、トラウマに関する悪夢によって、中途覚醒や熟眠感の障害が現れるといわれており、睡眠障害はPTSDの一つの症状と位置づけられています。
PTSDでは、レム睡眠(身体は休んでいるが脳は働いている状態の睡眠)時に本来失われるはずの筋肉の活動がみられ、これが悪夢の際の異常行動(これをレム睡眠行動障害といいます)を引き起こし、怪我の原因となることがあるので注意が必要とされています。